2018年11月19日に、日産自動車の会長を務めていたカルロスゴーンさんと、同社の代表取締役を務めていたグレッグケリーさんが、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)で逮捕されました。

この事件において、逮捕されたグレッグケリーさんの指揮の下で、外国人の専務執行役員2人が一連の不正行為の実行役となっていたことが後に発覚。

側近の幹部2人が東京地検特捜部と司法取引で合意していて、カルロスゴーンさんとグレッグケリーさんの逮捕につながったと報道されました。

そして、この記事では、不正行為の実行役となっていた54歳の専務執行役員を務めていた外国人男性がハリナダさんという方だと判明したので、ハリナダさんはどんな男性なのかについて迫っていきますね!

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一連の不正に携わっていた幹部はハリナダ!




まず、今回のカルロスゴーンさんとグレッグケリーさんの不正に大きく関わっていた日産の幹部は2人いて、1人は54歳の外国人の専務執行役員、もう1人は日本人の幹部だといいます。

そのうちの1人である54歳の専務執行役員が、日産の公式ページにより、ハリナダさんではないかと特定されました。

報道によると、54歳の外国人専務執行役員の特徴は以下のとおり。

・英国日産や法務部に長年勤務している

・現在は会長室を担当している側近中の側近

・グレッグケリーさんの直属の部下である

そして、日産自動車の外国人の専務執行役員の一覧をみてみると、54歳の外国人の専務執行役員は2人いることが発覚。

1人は、ハリナダさん。そしてもう1人は、アルフォンソ アルバイサさんという方。

上記の2名のどちらかが、カルロスゴーンさんらの不正に大きく関わっていた人物なわけですが、先ほど挙げた「英国日産や法務部に長年勤務していた」「現在は会長室を担当している」などの特徴と照らし合わせてみると、ハリナダさんが不正の実行役だったと特定することができました。

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ハリナダのプロフィールと経歴




それでは、司法取引をしたといわれるハリナダさんはどんな人物だったのかを見ていきましょう!

生年月日:1964年7月

年齢:54歳(2018年11月21日現在の年齢)

肩書き:日産自動車専務執行役員

ハリナダさんの年齢は54歳ということで、逮捕されたカルロスゴーンさんやグレッグケリーさんと比べてやや若いことが分かります。

彼らの直属の部下だったため、彼らの不正行為の一連に大きく関係してしまったのでしょう。

それでは、ハリナダさんの経歴をご覧ください。

1990年:日産自動車株式会社に入社する

1995年:英国日産自動車製造会社の法務担当

1996年:英国日産自動車会社の法務担当でマネージャーを務める

2008年:日産自動車株式会社の法務室 主管を務める

2012年7月:日産インターナショナル社 法務担当 VPを務める

2014年4月:日産自動車株式会社 常務執行役員(CEOオフィス、アライアンスCEOオフィス、CFTコーディネーション、法務室、組織開発部、秘書室、V-up推進・プロセス改革チーム、HQファシリティマネージメント部、グローバル インターナル オーディット 担当)

2015年4月:同社 専務執行役員(CEOオフィス、アライアンスCEOオフィス、CFTコーディネーション、法務室、組織開発部、秘書室、V-up推進・プロセス改革チーム、HQファシリティマネージメント部、グローバル インターナル オーディット 担当)

2016年4月:同社 専務執行役員(CEOオフィス、アライアンスCEOオフィス、CFTコーディネーション、法務室、組織開発部、秘書室、V-up推進・ルノー日産コンサルティング、グローバル インターナル オーディットオフィス、グローバルコンプライアンス室 担当)

2017年4月:同社 専務執行役員(会長室、CEOオフィス、アライアンスCEOオフィス、CFTコーディネーション、法務室、組織開発部、グローバル インターナル オーディットオフィス、グローバルコンプライアンス室 担当)

いかがでしょうか?

1990年に日産自動車に入社してから、輝かしい出世街道を走ってきたことが分かりますね。

とくに2014年あたりからは、様々な部門で活躍されていたことが分かります。

報道では、不正を行っていたカルロスゴーンさんとグレッグケリーさんから絶大な信頼を得ていたともいわれていたので、ハリナダさんは自分の人生すべてを日産自動車に授けていたのでしょうね。

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ハリナダの学歴や大学について!


逮捕されたカルロスゴーンさんにしても、グレッグケリーさんにしても、非常に輝かしい学歴や経歴を持っています。

そこで、不正実行役であり、彼らの側近中の側近であったハリナダさんの学歴についても紹介します。

1982年~1986年:ロンドン大学東洋アフリカ研究学院 法学士取得

1986年~1987年:イギリス 法曹院(グレイ法曹院)法廷弁護士

1988年~1990年:中央大学(文部省奨学生)

1994年~1995年:イギリス弁護士会11(Chambers of Lord Irvine of Lairg QC) 法廷弁護士見習

以上が、ハリナダさんの学歴になりますが、学歴を見て分かるとおり、ハリナダさんは法律に非常に精通していたようですね。

この点は、日産に入社する前に弁護士として活動していたグレッグケリーさんと同じです。

法について、すべてを熟知していた彼を利用して、カルロスゴーンさんとグレッグケリーさんは不正をしていたと思われますね。

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まとめ




日産の会長と代表取締役が逮捕された件で、司法取引をしていたのはハリナダさんと特定されたので、ハリナダさんの経歴や学歴についてまとめました。

2人が逮捕されたのは、2018年11月19日。この記事を執筆しているのはまだ2018年11月21日ですから、日産の事件の話題はまだまだ続きそうですよね。

日本でも絶大な支持を得ているブランドですから、信頼を取り戻すまでは時間がかかると思いますが、今後も事件の真相ができるだけ明るみにされればいいなと思う次第です。

当サイトでは、ほかにも日産の逮捕事件に関する記事をご用意しておりますので、よければ合わせてご覧ください!

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