2019年に突入してから、人気SNSである『インスタグラム』で、不適切な画像や動画を投稿する方が非常に多く、テレビ番組などでもその模様が取り上げられています。

これまでは、大企業が運営する飲食店やコンビニエンスストア内での不適切な画像や動画が主流だったのですが、今話題になっているのが、「救急車デビュー」「救急車なう」と公言して、救急車の中に乗せてもらっている画像だといいます。

この記事では、インスタグラムで「救急車デビュー」と公言して話題になっている男性はどんな方なのか紹介しますね。

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救急車デビューと公言した男性が話題に!


『救急車デビュー』を果たしたことで、それをインスタグラムに投稿した男性が話題になっています。

そんな男性を話題にしたのは、朝の報道番組『とくダネ!』でした。

まずは、以下の画像をご覧ください。



一人の男性が、「今日は人生初救急車に乗りました」「そんな大怪我ではなかったからよかった」と、インスタグラムで発言しており、救急車の車内を投稿しているではありませんか!

この男性は、実際に怪我をして救急車を呼んでいたようですが、救急車の車内で写真を撮れるくらいの余裕があるのであれば、「タクシーを使って行けばいいじゃん!」という声が非常に多く挙がっていました。

最近は、『インスタ映え』と呼ばれる素敵な風景をカメラに残して、その写真をインスタグラムに投稿するのが流行っていますが、救急車の中はインスタ映えな場所とはほど遠いので、このような投稿をすることは確かに常識から外れています。

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救急車デビューした男性は春日部市に住んでいると特定されていた!


『とくダネ!』で大きな話題となったこの男性のインスタグラムはすでに投稿された記事を削除しています。

しかし、すでに彼が利用していたアカウントはハッキリと特定されていおり、『tomo._.1130』というアカウントを利用していました。



フォロワーは646人もいたことが分かり、インスタグラムの中ではかなり人気者の男性だったようです。

救急車デビューと投稿された画像には、『春日部市』と書かれた文字が写っていたため、この男性は埼玉県春日部市に住んでいる男性だともいわれているようです。



また、この男性は高校生だとも噂されていました。

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救急車の車内で写真を撮る行為自体がマナー違反だった!


今回、『とくダネ!』で話題になっていた男性は、若いということもあり、興味本位で救急車の中で写真を撮って、インスタグラムに投稿したのですが、実は救急車の中で写真を撮ること自体がマナー違反なんです。

救急車の中には、医療関係に携わっている方しかおらず、車に乗せた方の命を守ろうと懸命にお仕事されています。

そんな中で、写真を撮るなんて、当たり前のことですがマナー違反以外のなにものでもありません。

そして、今回『とくダネ!』で紹介されたこの男性以外にも、インスタグラムに救急車デビューしたことを誇らしげに投稿している方は何人もおり、そんなマナー違反の方々が増えてしまえば、今後安易な気持ちで救急車を呼ぶ方が非常に多くなってしまうのです。

救急車って、本当に自身に余裕がない状態のときに呼ぶべきものでありますから、軽い気持ちで救急車を呼ぶ方が増えてしまえば、当然病院側も困ってしまいますからね。

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救急車デビューをインスタグラムに投稿する方の心理は?




なぜ、救急車に乗ったことをわざわざインスタグラムに投稿する必要性があるのか?

それについて、産婦人科医の高橋怜奈さんがコメントしていました。

高橋さんいわく、救急車の中は滅多なことがない限り、入ることができないため、その珍しい光景を写真に収めたいという心理や、現状怪我をしている自分を心配してほしいという承認欲求が働くため、救急車に乗った方が思わずSNSにその光景を投稿したくなると話しています。

たしかに、救急車に乗ることはそう滅多にありませんが、報道番組で取り上げられたため、今後は救急車の車内の様子をSNSに投稿する方は少なくなることを祈るしかないですよね。

ちなみに、消防庁緊急企画室は、救急車の車内で写真を撮影するという事象は把握していないため、見解は示せないというコメントを発表しています。

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まとめ


救急車に乗ったことを自慢げにインスタグラムに投稿している方が増えていることが話題になっていたため、その件についてまとめてみました。

世間は彼らに対して批判的な意見をしていますが、画像を投稿している方は実際に何かしらの怪我や体調不良があったのは事実のようなので、救急車を呼ぶ権利はあるようですね。

ただ、画像を投稿するなどのマナー違反は控えてほしいところ。

インスタグラムは、まだ見知らぬ人と出会えて、自分の投稿もいろんな方に見てもらえるツールではありますが、過激なことを投稿してテレビ番組でネタにされてしまえば、恥をかいてしまうだけです。

不適切な投稿は、とくに10代と20代の若者に見られるので、若い方はインスタグラムの使い方を今一度改めて考え直してほしいですよね。